大都会おかやまMAGAZINE

まびめし

ショウくんと「まびめし」vol.1〜手作りパンと珈琲の店ポプリ〜

ショウくんと「まびめし」vol.1〜手作りパンと珈琲の店ポプリ〜

まびで、ご飯を食べる

平成30年7月豪雨で被災した倉敷市真備町。
ショウ君こと平野将さんは、「真備復興希望プロジェクト」の代表を務める。
同プロジェクトでは、毎月1回キャンドルに火を灯し、追悼と復興の思いを一緒に感じられる場所を提供してきた。現在は、50日に1度のペースで開催している。ショウ君も真備町川辺に住んでいて、被災をした。


災害から2年目。
町の様子は、少しずつ活気が戻ってきている。まだまだこれからだけど、明るいニュースもある。多くの飲食店が帰ってきてくれた。新しいお店もオープンした。
さあ、まずは真備町でご飯を食べよう。
ショウ君と一緒に、「まびめし」を食べる。

手作りパンと珈琲の店 ポプリ

初回は、2020年2月20日。
ショウ君が1軒目に選んだのは、以前からよく通っていた「手作りパンと珈琲の店 ポプリ」(真備町尾崎)にしました。国道486号線を矢掛方面に走ると、右手にログハウス風の店舗が見えてくる。

ショウ君にはサンドイッチが美味しいと聞いてきたけど、メニューにはサンドイッチはなかった。
「ちくちくちくわ」、「ロールパン」、「ハイジ」など店内でパンの販売をしていた。 店名に書いてあるよね、「手作りパンと珈琲の店」って。

この日のランチは、「a しょうが焼きチキン」「b 魚の包み焼き」の2種類。
サンドイッチを想像して来店したが、まさかの定食でしたが、
お店の雰囲気も料理も、温かみを感じる、居心地の良いお店でした。

戸のない戸棚

聞いてみれば、1999年11月にオープン。なんと20年の歴史がある。
豪雨の時は、高い高い天井のあたりまで水が来たそうです。
カウンター越しの中央には、珈琲カップやお皿が並ぶ戸棚があります。
よく見ると、真ん中の戸棚だけ戸が、付いていません。
一つ一つ、取り外して洗浄したらしいのですが、伸縮してしまったのか、取り付けできなくなったそうです。
これはこれで、いい感じですけどね。

ショウ君は、アメリカン?白湯?

ランチの後は、珈琲にシフォンケーキ。
ショウ君は、実は、珈琲苦手らしいです。「アメリカンで!」と2度言っていました。
最終的には白湯(さゆ)をもらい、白湯カウンタートーク。

田んぼとハンモック

国道より少し高い場所にあるので、南側の窓越しには、田んぼが大きく見えます。
暖かい時期は、テラスにハンモックでくつろぐこともできるそうです。
テラスには、窯がありました。
店内には磁器がいくつも置いてあります。
不定期に絵付けワークショップを開いていらっしゃるようです。
オリジナルの食器が作れるのはいいですね。

ほっこりが真備町に戻ってきた

料理もパンも、器も、お店も地域も、手作り。
手作りだからこそ、しっかり着実に。
ほっこりしたお店の空気感は、
そんな店主の生き方がにじみ出ているのかもしれませんね。

営業を再開したのは、昨年1月29日だそうです。
アットホームな空間が、また真備町に戻ってきたことで喜んでいる人も多いでしょう。
日射しの気持ちの良い午後に、「ポプリ」でまびめし、食べに来てはいかがでしょうか。