大都会おかやまMAGAZINE

ハラケン授業

ハラケン授業1時間目「岡山県高校生議会」

ハラケン授業1時間目「岡山県高校生議会」

「岡山県高校生議会」って??

2019年12月7日、
岡山県内の高校生・20校127人が参加して「岡山県高校生議会」が開催されました。
開催はなんと!18年ぶり。
岡山県議会で、高校生が議員役となって、
「ここはどうなっていますか?今後どうしていきますか?」と質問をしました。

想定外だったこと

募集に対して、20校が参加表明。
1日かけて、全ての学校が登壇しました。
倉敷青陵高等学校
岡山支援学校
明誠学院高等学校
津山高等学校
高梁市立宇治高等学校
岡山大安寺中等教育学校
玉島高等学校
金光学園高等学校
西大寺高等学校
倉敷天城高等学校
瀬戸南高等学校
中国デザイン専門学校
岡山一宮高等学校
井原市立高等学校
津山東高等学校
玉野高等学校
倉敷鷲羽高等学校
和気閑谷高等学校
矢掛高等学校
岡山芳泉高等学校
まずは、その中で気になった質問をハラケン先生に聞いてみました。

ハラケン先生が選んだ印象的な議題①「バリアフリー」

岡山県議会の議場は、バリアフリーになっていません。
質問したのは、車椅子の学生。そもそも演台まで行けず、質問をしていました。
高校生は、この場所ですらバリアフリーになっていません。
岡山県内、多くの場所が同じ状況です。
車椅子の人にも優しい社会を訴えました。

ネット中継で見ていたハラケン先生は、演台に誰もいない映像を見て、
このままではいけないなと強く感じられたそうです。

ハラケン先生が選んだ印象的な議題②「スマート農業」

スマート農業をやる支援の現状を質問しました。
ここからが、高校生の熱い思いを感じました。
最初の質問では、高校生が思ったような答えが返ってきません。
そこで、再質問では、「具体的に金銭的な支援はどれくらい考えられますか?」
とグッと迫るような質問をします。

ハラケン先生は、こういう熱い思いをどんどん出して、具体的な話をしてほしい!と感じたそうです。

ハラケン先生が選んだ印象的な議題③「男女混合名簿」

思い返してください。
高校生の時、男性の名簿の後に女性の名簿となってませんでしたか?
(なぜかハラケン先生の通った高校は男女が反対だったそうですが)

ジェンダフリーと言われているこの時代、もう男女は混合で良いのではないでしょうか?
また、「男女混合名簿」を採用しさい!と岡山県としてできませんか?
という質問でした。

ハラケン先生は、ここで一つ思ったことがあったようです。
「男女混合名簿」にしよう!はとても意義のあること。
でも、それを岡山県や教育員会がやりなさい!と押し付けてしまうのではなく、
各学校で、先生、生徒が考えて「なぜ必要なのか」「うちの学校ではやるべきか」を
検討して採用した方がいい。と感じたそうです。

そもそも高校生議会ってなんでやるの?

「次代を担う高校生に、県政や県議会の理解と関心を高めてもらうと共に、
さまざまな意見を今後の県議会の議論の参考とする」

岡山県議会ウェブサイトより


ポイント① 高校生の成長・変化を促す!
ポイント② 高校生の意見を今後の生かす!


岡山県議会は二つのポイントを抑えているので、GOOD。
実際に高校生の意見が生かされていくことを期待しています!

高校生の意見を1,000万円まで反映する

愛知県の新城市では、若者議会に1,000万円の予算を組んでいる。
例えば、図書館の2階のスペースを改修工事をします。
若者議会から上がった自習できるスペースにしたい!という要望を1,000万円の枠内で叶えた。
つまり、若者の意見を反映、実行した。

新城市の若者議会「図書館リノベーションチーム

こういうのどんどんやってほしいです。
逆にある県では、
高校生の勉強の場なので、議会に反映はしません!とポイント②には関心のないところもあるようです。

今後の期待!!

今回の「岡山県高校生議会」が生まれたのは、
議長を務める蓮岡靖之さんのリーダーシップがあったからと聞きました!
「すごい!!」どんどんやってほしい!と感じました。

「すごい!」は1回だけじゃなく、2回目、3回目と続けていってほしいです!!

皆様の意見をお待ちしております。

どんな風に感じたか。
今後取り上げてほしいテーマなど、教えてください。

メールはこちらまで。
daitokai.o@gmail.com

【参考】各学校の質問

倉敷青陵高等学校
1 岡山県無電柱化推進計画について
2 小田川合流点付替え工事未了期間の水害対策について
岡山支援学校
1 重度障害者の避難行動への支援等について
2 通勤のための移動支援等について
3 建築物等のバリアフリーへの対応について
明誠学院高等学校
1 SNSを活用した観光PRについて
2 インバウンド対策について
3 働き方について
津山高等学校
1 岡山県の学力向上に向けたスマホ対策について
高梁市立宇治高等学校
1 耕作放棄地対策、農業就業者対策について
岡山大安寺中等教育学校
1 投票率の低迷について
2 選挙公報の読みにくさ等について
3 政治参加を促す取組について
玉島高等学校
1 いじめ防止対策について
金光学園高等学校
1 産婦人科・助産院の存在しない市への支援について
2 河川工事での生物への配慮について
3 河川に生息する絶滅危惧種等の生態把握等について
4 河川水質保全の取組について
西大寺高等学校
1 LCCとチャーター便の誘致について
2 空港周辺への企業誘致について
倉敷天城高等学校
1 高校教育の質の向上について
2 部活動の充実と働き方改革について
瀬戸南高等学校
1 スマート農業推進について
2 県農産物の輸出促進について
中国デザイン専門学校
1 防災講習のあり方等について
岡山一宮高等学校
1 男女混合名簿について
井原市立高等学校
1 児童生徒の登下校の安全対策について
津山東高等学校
1 レジ袋・廃プラスチックの削減政策について
2 へき地医療体制等について
玉野高等学校
1 防災対策について
2 空き家対策について
倉敷鷲羽高等学校
1 鳥獣被害対策について
和気閑谷高等学校
1 地域公共交通への支援について
2 企業誘致について
矢掛高等学校
1 少子化対策と都市部への人口集中について
岡山芳泉高等学校
1 性的マイノリティに対する取組について

ハラケン(本名:原田謙介)のプロフィール

1986(昭和61)年5月10日生まれ。​
津山市生まれ。倉敷市育ち。​
愛媛県私立愛光中学・高校卒業。(6年間寮生活)​
東京大学法学部卒業。​
大学時代に、江田五月参議院議員のもとで、政治を学ぶ。​
大学卒業後は就職の道を選ばず、「若者と政治をつなぐ」を目的としたNPO法人ユースクリエイトを立ち上げ、
全国で活動を行う。​
インターネット選挙運動解禁、18歳選挙権の実現など、法改正にも携わる。​
岡山大学非常勤講師を3年間務め、学生と民主主義を考える。​
7年間過ごした東京都中野区では、月3回のゴミ拾い活動や、社会福祉協議会の評議員として地域での様々な活動を行う。​
2019年参議院選挙に、立憲民主党公認で出馬するも惜敗。​
趣味は映画鑑賞・スポーツ(特にサッカー)・海外1人旅(過去約40カ国訪問)​