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コタニさんと「ビッグイッシュー」を読む2020 〜1月4日〜

コタニさんと「ビッグイッシュー」を読む2020 〜1月4日〜

コタニさんは、ビッグイシューの販売者さん

岡山で唯一、ビッグイシューを販売する人、コタニさん。
表町商店街アリスの広場周辺でビッグイシューを持って、最近は毎日ではないが立っている。

コタニさんと一緒に、「ビッグイシューの読書会」をすることになって数カ月。

2020年1号目は表紙が「QUEEN」

お〜!クイーンだ!!
2018年の映画「ボヘミアン・ラプソディ」の盛り上がりは凄かった。
フレディ・マーキュリーが表紙の351号は売り切れ。
現在は、PDFの販売をしている。(コタニさんはいくつか持っているとか・・・。)
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今回の表紙は、クイーンの4人。
よくよく見ると、あれ?着物着てない?これは珍しい写真かも。

新春エッセイ「冬を生きる戦略」

縁起よく「松竹梅」の松の話。
冬を生き延びる知恵が「松」にはあるようだ。
干支もスタートの子年。
初心に返り、1からスタートの年に!

「地底の森ミュージアム」がすごい

読書会に参加した誰一人として知らなかったこのミュージアムの存在。
2万年前の地面が、そのまま露出している。
5m掘り下げた標高7mの場所だそうだ。
旧石器時代、そのままが保存されていることを考えるとすごい。
そんなミュージアムがあったなんて・・・。

エッフェル塔の下「巨大絵画・Saype」

植物由来の原料で作られてスプレーで絵を描く。
しかもとてつもなく大きい。
エッフェル塔の目の前、「シャン・ド・マルス公園」に腕を繋いだ巨大な絵画。
CG??と疑いたくなるような美しさ。
世界20歳で「Beyond Walls」人間の鎖シリーズを描くそうだ。
残念ながら、日本には描かれないようだが。

コタニさんの2020年

特に抱負はないですよ。と言いながらも、
「今年もビッグイシューを求めてくれる人に届けるように着実に」と話した。
また、元日にだけ使えるJR西日本乗り放題チケット。
コタニさん曰く、1万8000円で元日1日は乗り放題だとか。
福岡へ行ってラーメンを食べて、金沢へ行ってお寿司を食べて帰ってくる!という旅行を
来年の元日はやってみたいな〜と話してくれた。

「ビッグイシュー」を知らない人に

ビッグイシューは、ホームレスの人に仕事を作り、自立の応援をしている。
コタニさんは、2013年春ごろから岡山・表町商店街の天満屋前にある
アリスの広場周辺で、ビッグイシューをほぼ毎日販売している。
岡山では唯一の販売者さん。(ツイッターもやっているのでよろしく)
雑誌は毎月1日と15日、2度発行される。

「ビッグイシュー」の仕組み

コタニさんは、同紙を1冊170円で仕入れをする。
仕入れた雑誌を350円で販売すると、1冊180円の利益をあげることができる。

「ビッグイシュー」はロンドンで始まった

1991年英国ロンドンで、ビッグイシューは始まった。
販売者は、現在ホームレスか、あるいは自分の住まいを持たない人々。
コタニさんは現在、ホームレスではない。
住まいを得ることは単にホームレスの状態から抜け出す第一歩に過ぎない。
そのため、住まいを得たホームレスの人でも、必要な場合にはビッグイシューの販売を認めているということだ。

コタニさんの紹介

IT企業に就職し、20年以上SEとして働いていた。
お母さんの介護が必要となり仕事を辞めることになり、
少しずつ経済的に苦しくなる。
助けてくれない親戚や行政に絶望感を感じずにはいられなかったと。
死ぬことを考え、一人さまよう内にホームレスになる。
1年半ほどのホームレス生活を徳島で過ごした後、
支援団体などの力を借りて岡山へ。
ビッグイシューの販売員をしている。現在は、別の仕事もしている。
ツイッターアカウントはこちら。@okymbiktn1

次回は2020年1月22日。19時〜

次号(375号)のご紹介
スペシャル企画「2020年ボブからのメッセージ」
映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」の続編が、今年12月の公開に向けてくらいクイン。
原作者で元ビッグイシューの販売者のジェームズ・ボーエンから心温まるエッセイが届いた。
特集「乗ってみる?小さい交通」
徒歩と既存の大きな交通だけでは、日常の移動が困難となる人が増える中、小さい乗り物をシェアし、
誰もが移動を楽しめる社会を考えたい。
(ビッグイシュー次回予告より引用)