大都会おかやまMAGAZINE

まびめし

ショウくんと「まびめし」vol.3〜焼肉 天隆〜

まびで、ご飯を食べる

平成30年7月豪雨で被災した倉敷市真備町。
ショウ君こと平野将さんは、「真備復興希望プロジェクト」の代表を務める。
同プロジェクトでは、毎月1回キャンドルに明かりを灯し、
追悼と復興の思いを一緒に感じられる場所を提供してきた。
現在は、季節ごとにキャンドルは行っている。
ショウ君も真備町川辺に住んでいて、被災をした。

災害から2年目。
まちの様子は、少しずつ活気が戻ってきている。
まだまだこれからだけど、明るいニュースもある。
多くの飲食店が帰ってきてくれた。新しいお店もオープンした。

さあ、まずは真備町でご飯を食べよう。
ショウ君と一緒に、「まびめし」を食べる。
今日が、3軒目。

焼肉 天隆(てんりゅう)

真備町には大きな病院がある。
「まび記念病院」は町内の中心部にある。
平成30年7月豪雨では、病院も被災した。
その光景は、テレビの画面を通して多くの人が目にした。

病院の敷地内に仮説のボランティアセンターが設置され、
全国から多くのボランティアさんがここを訪れた。

その「まび記念病院」のほぼ隣にあるのが、焼肉「天隆」

いつも気になっていた「焼肉」店

いつも気になっていた。雨の前から、もちろん、雨の後も。
小学校、中学校と同級生の友達がいる。
友達と言っても、一緒に遊んだこともないし、友達とは言えないかもしれない。
でも、その女の子のお家は、焼肉屋だった。
だから、私は知らない子ではなかった。

店の前を通るたび、なんとなく気になっていた。
新しいお店が出来上がり、営業を始めた。
「よかった・・・」なぜか安堵した。

焼肉が、家族や仲間の絆をつくる

現在でこそ、「一人焼肉」という言葉があるが、私は信じられない。
「焼肉」とは、本来、「肉を焼いて食べる」ということを表した言葉だったと思う。
しかし、「焼肉」とは、一緒に過ごす時間を、肉という重量感で満足度を演出する仲間づくりの場。
男女が一緒に焼肉食べると、距離が近くなるって話もありますよね。
焼肉を一緒に食べれば、仲良くなるし、元気になる。

この店はまさにそういうお店だ。

創業したのは、1978(昭和53)年。
まだ私も同級生も生まれる前。
その頃から、焼肉「天隆」では、仲間を作り、絆を深めていた。

平成30年7月豪雨で一度、断絶された歴史も、昨年7月に再建。
また、新たにスタートした歴史。
「助けいあい」の心を知った平成30年7月豪雨。
復興に向けて深まっていく絆。
焼肉店の役割は、案外大きいかもしれない。

真備町には焼肉店が必要だ。

「I LOVE BEEF」

ショウ君は、「肉」が好き。
一緒に食べる「肉」はもっと好き。

真備町に「焼肉店」が、あってよかった。